いもムシのマネーバイブル

20代道産子女子による、20代女子のためのマネーブログ

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賃貸住必見!20代女子にでもできた!賃貸トラブルの解決メソッド

賃貸住みなら必見!トラブル解決メソッド!

どうも、いもムシ(@imomuMoneyTree)です。

早速ですが、あなたは賃貸暮らしですか?本ブログのメインターゲットである20代女子だと、大半の方が賃貸暮らしじゃなかろうかと思います。ではではもう1つ、退去時などにトラブルに巻き込まれたことはありますか?

ちょっとデータが古いですが、賃貸関連のトラブルは意外と多いんです。
そうしたトラブルを未然に防ぐため、また年々増加するトラブル対策のため、国交省からガイドラインが出る始末です。

(賃貸住みの方は必見!)

実はかく言うわたしも、賃貸トラブルに巻き込まれ、修理代を全額負担しなければならんハメになりそうでした…w
が、全額負担から一転、全額返金していただくことに成功したので、その方法をシェアしたいと思います!

現在賃貸トラブルに巻き込まれてる、今後巻き込まれるかもしれないんだけど、どうやったら少しでも(退去)費用を抑えられるの?と不安なあなた!
本記事を、ぜひ参考にしてください!

特に女子の1人暮らしのあなたは管理会社にナメられやすい傾向にあり、
法外な退去費用をふっかけられる可能性も少なくありません。是非とも本記事から多くを持ち帰っていただきたいなと思います!

1、事の概要:発端は1年前の修理明細…。

まずは、今回発生したトラブルについて簡単に説明したいと思います。ざっくり言うとこんな感じです。

  • 2018年夏ごろ:彼氏が入居していた賃貸で水漏れ発生。管理会社に連絡するも連絡がつかず、彼氏が業者を手配し修理。
  • 2019年5月:同棲に向け新居探し開始。同時に、その時の修理明細が出てきたことから、彼氏が管理会社に請求し忘れていたことが判明。

実際、今回の水漏れ発生~修理云々に、わたしは関与してないんですが、ちょっと頼りない彼氏に代わり、私が今回の件を処理しました。1年も経ってるのに、修理代返金してもらえるんだろうか…って思いつつ、とにかく管理会社に電話。その後の流れは以下のような形です。

  1. 管理会社より、修理明細を送ってよこせと言われる。
  2. 修理明細を送った結果→「これはお客様自身で修理されたんで、全額入居者負担ですねぇ~?。それに1年も経ってますし~?」
  3. 言い方にムカついたわたしは(w)、修理業者から入手した修理報告書を送りつける。
  4. それでも管理会社は「返金する」とは言わない
  5. 管理会社が土日も営業していることを知り(というか土日も営業しているのか、契約書にも明記されておらず不親切)、水漏れが発生した日の発信履歴のスクショを送り付ける
  6. 結果:返金された!

おおよそについてご理解いただけたでしょうか。
修理から1年と長期間経過していたけれども、返金された要因としては以下2つがあげられると考えています。

※水漏れの連絡を管理会社にした時点では、管理会社は営業時間中。(けど出なかった)
→管理会社に落ち度。

※修理業者によれば水漏れは入居者の故意によるものでなく、洗面シャワーホースの経年劣化によるものと考えられる。
→入居者が故意に壊したものではない。

じゃあ全額返金されたは、証拠があったからじゃん!と思われるかもしれないですが、
管理会社との交渉するに当たっては、証拠も必要ですが、同時にある程度の知識と度胸が必要です!では解決方法を紹介します。

2、トラブル解決法:ポイントは『知識と度胸』

1)貸借契約書をよく読む。
基本中の基本です!これやってないと話になりません!
とは言ったものの契約時によく読むという方はあまりいないんじゃないでしょうか。

ですが、賃貸で暮らす上でのルールが書かれていて、破ったら入居者の負担になりまっせ~というかなり重要なことが書かれています。私の場合、同棲を始めた新居の契約書にはこのように書かれていました。

貸借契約書

これを知らないで画鋲でもさそうものなら、クロスの張り替えで敷金が吹っ飛んだことでしょう…。

え、そういうのって国交省のガイドラインが優先されないの?って思うかもしれませんが、あくまでガイドラインですので、法的拘束力はありません。賃貸では契約書がプライオリティー1番です。(国交省のガイドラインについては次項で説明します。)
ですので、契約時に蔑ろにせず、よく契約書を読みましょう!

2)国交省のガイドラインも読んでおく。
契約書と合わせて必読すべきなのが、国交省が作成してくれた
原状回復をめぐるトラブルとガイドラインです。

何それ?って方に簡単に説明すると、『貸した側と借りた側のどちらの負担で入居時の状態に戻すべき(原状回復)か』が書かれたものです。全173ページと、まったく読む気を失せさせてくれますがw、裁判沙汰になった判例や表・グラフが多く含まれているので、すべて読む必要はありません。

たとえばさっきの画鋲を件を例にすると、画鋲で穴を開けてしまったので、その部分のクロス代は入居者負担だけど、「一面だけクロス換えるとかっこ悪いんだよね。じゃあ全面張り替えよ~」となった場合の全面張替え費用は貸主持ちになりますよ~ってなことが書いてあるわけです。

今回修理代をもぎ取った、件のシャワーホースについても、破損の原因は経年劣化によるものということで、入居者に長期間使用するとそのうち壊れるようなものについては貸主負担であることも記載されています。

入居者が知らないことをいいことに、本来は負担の必要のない費用までふっかけられることもあるようなので、ぜひとも読むことをおすすめします。

3)証拠はとにかく残そう。
今住んでいる賃貸を退去する際、新しい賃貸へ引っ越しをする際、まずやるべきなのが、室内状況を判断できる証拠を残しておくことです。

退去時であれば、自分がつけたキズ・汚れはこれだけ、入居時であれば、このキズ・汚れは以前からあったということを証明できます。

オススメはやはり写真に撮っておくことです。主観の入らない客観的な証拠でないと、証拠として強くないですしね!証拠に残しておけば、このキズ・汚れが有った!無かった!とトラブルが起きても防げます。今はスマホで手軽に証拠を残せる時代です。文明の利器にあずかりましょう!

また、今住んでいる賃貸の設備が故障した際に、管理会社がすぐに対応してくれず、業者を呼んで修理する場合も同様です。(ちなみに賃貸の設備故障を勝手に修理すると、入居者に非が無くても自己負担となりますので注意が必要です。)
修理前後の状況を写真に取り、業者に故障原因を明記した修理報告書を書いてもらいましょう。そうすることで、あとで管理会社に請求したときにトラブルにならずに済みます。

証拠はありすぎて困るということはありません!

4)良い意味でクレーマーになろう。
基本的に管理会社は、入居している物件のオーナー側に立っています、というかだと言った方が分かりやすいかもしれませんw

『原状回復』の意味を好き放題に解釈し、不都合な事実は入居者に知らせず、むしりとれるだけむしりとろうとしてきます。(原状回復は「賃借人が借りた当時の状態に戻すことではない」という意味ではないので、注意です。)

…とまぁ、管理会社を極悪人扱いしていますが、実際の管理会社のスタンスもたいして変わらないように思います。

(「ご存知でしたか!?」には失笑ものです。)

この方が良い例なのですが、管理会社の言うことだからと言って鵜呑みにしないことです。新居探しの際にお世話になった仲介屋のお兄さんも、”いい”お客さんにならないでくださいと言っていました。つまり、”いいカモ”にならないように注意してってことですね~。

特に退去時の費用明細には余分に上乗せされていることが多いです。その金額を信用せず、契約書やガイドラインと照らし合わせて、おかしな点はどしどし指摘していきましょう!

5)頼れるものは頼りまくろう
じゃあ今から凄腕クレーマーになろう!と言ったところで無理がありますよね。
そんなときは、頼れるものに頼りましょう!
20代女子のみなさんなら、頼れる彼氏がいらっしゃいますよね?ぜひぜひ頼んでみましょう!男性が交渉する方が舐められずに済みます。

ええ?彼氏が頼りない?

じゃあお父さんとお母さんとかはどうでしょう?人生の大先輩ですから、豊富な知恵で対処してくれるはず!

えぇ!?両親とは絶縁中…!?

うーん、それなら消費生活センターを利用しましょう!

使ったことなくて怖い…?

大丈夫です!優しいおばちゃんが話しを聞いてくれます!(経験談)

…といった具合に1人で悩まず、周囲に相談してみるのが解決への一歩です!もちろん、本ブログの管理人、イモむしに相談していただいてもOKです!

3、まとめ

ということで、賃貸トラブル解決メソッドをまとめました。

個人的に賃貸って契約内容はともかく、これって入居者負担なの?貸主負担なの!?っていう事柄が多すぎて、すごく分かりづらいなぁという印象です。管理会社側も、分かりづらさを逆手にとって、入居者に多額の退去費用を請求しようとしているのでしょう。

今回の修理代のやり取りに関しても、「勝手に修理したあんたらが悪いよ」という上から目線な管理会社の態度にカチンときて、ガチクレーマーの如く毎日電話で怒鳴りつけてしまいました…(笑)

とは言え、国交省のガイドラインも現状では法的拘束力はありませんが、法制化の動きも出てきているようなので期待したいです!そしてそして賃貸トラブルでお悩みの方に、本記事が少しでも参考になれば幸いです。

それでは:D