どうも、いもムシ(@imomuMoneyTree)です。
ここ何日間、twitter界隈を騒がせた「#手取り15万」論争にちゃっかり乗っかりました！
この手の「手取り何十万」問題で世間が賑やかになると、
「手取り15万…？そんなにもらってるなら幸せじゃん！？自分なんかもっと少(ry」
という悲劇のヒロイン（ヒーロー）が必ず出没します。
ので、手取り15万って、本当に多いのか少ないのか？
実際に手取り15万の札幌在住20代女子がそれを検証します！
１つ断っておくと、残業代や賞与（ボーナス）は含めてません。
残業代は変動給なので、（あんまりないけど）もし「明日から残業禁止！」となること宛てにできないし、ボーナスは以前の記事でも書きましたが、業績や上司のご機嫌（？）によっては減額されることもあり得るので、考えませんでした。
では、見て行きましょう！
１、毎月の給与内訳
今月の給与明細はこんな感じでした。
月によって多少の差はあるものの、残業を除いた支給額から控除額を差し引くと、
211,300 - 61,547 = 149,733円
となりました。改めて見ると、手取り15万もいってないですね…。いやぁ～控除額恐ろしやです。
２、生活状況とざっくり支出
生活状況は以下の通りです。
- 彼と同棲
- 家賃、水道光熱費、食費など、シェアするものは折半
- 大体自炊で、昼はお弁当。外食は週に1度あるかないか
- 賃貸に無料wifiアリ
で、だいたいの出費ですが、
という感じです。
多少変動があるものの、手取り15万からの差し引き残高は7万円弱となりました。
３、結論：きつい
毎月7万円の黒字にはなったものの、正直めっちゃきついです。
割と自炊してもこの結果なので、ちょっとでも気を抜くと差し引き0円！なんてあっという間ですね…。しかも、これ以上税金だの控除額だのが上がり続ければ、余裕のある暮らしなんて無理な上に、想像すらできません！（今も想像できないけどw）
考えたくないのは、結婚・妊娠・出産・育児・老後などライフスタイルの変化に備えた貯蓄です。
特に老後資金だと、「老後2000万問題」もあったし、毎月コツコツ貯金してかないと…！と思いたって貯金したとしましょう。この残高だとギリギリ5万ぐらいでしょうか？それでも、35年近くかかることになりますね！
厚生年金保険料もだんだんと上がってるのに、老後資金までなんとかしてね！とはなかなか無理難題を言ってくれるじゃねぇかッ！！と思います。とてもじゃないですが、旅行などの人生の娯楽を楽しむ余裕はわずかです。
ということで、手取り15万は全く多くありませんでした！むしろこの金額でよく暮らしてるな…と悲しくなる結果ですね…。
４、まとめ：悲劇のヒロイン論争はもうやめよう。そのヒマあるなら稼いた方が特じゃん！？
手取り15万はかなり少ないことがお分かりいただけたと思います（汗）
今は残業代や賞与があるからなんとかなっているようなもんですが、とてもじゃないけど、この手取りで育児とか全く想像できません。
とかってこと言うと、そんなに貰ってるのに甘えるな！俺（私）なんかなぁ…！と仰ってくださる方がいます。
確かに看護師やっている友達の話を聞くとかなりブラックです。出勤時間の1時間前、定時後も1時間残業しているけど、残業代なんていっさい出ないと言ってました。（来世は看護師やりたくないとも…。）
ですがどうでしょう？
そういう現実から、悲劇のヒロイン争いをしたところで、不毛な争いではないでしょうか。No.1ヒロインになったところで、一銭も貰えないですよね？一体誰が得するのか。
そんな誰も得しない「#手取り15万」論争からは卒業し、少しでも稼いだ方がすごくメリットあるような気がしないでしょうか？
いきなり投資はオススメしませんが、お金の教養講座
や日本ファイナンシャルアカデミー
でおカネの基礎を勉強するとか、FPの資格
を取ってみるとか、いろいろと方法はありますし！（わたしも出だしはそうでした。）
ってことで、みなさんの手取り額はいくらになったでしょうか？コメントお待ちしてます！それでは:D
