今日も残業かぁ…。疲れて帰ってきて、この時間から料理とか無理ッ…!
あーーー!シンクの洗い物見たら発狂する…!!
どうも、いもムシ(@imomuMoneyTree)です。
前回の「【マネーな考察】食洗機設置編」では、時短家電であり、新・三種の神器となった食洗機とは、一体どんなものなのか?についてまとめました。
(まだ読まれて無い方はこちら↓からどうぞ!)
今回は実際にわたしが買ってみて、日々の暮らしがどれくらい変わったのか?をまとめつつ、
導入することで得られるメリット・デメリットをおカネの観点から考察していきます。考察ポイントは以下です。
- 導入までのトータルコスト
- ランニングコスト
- 時間的コスト
- 身体的・精神的コスト
食洗機については分かった!だが買うまでには至らん!もっと情報が欲しい!という方!
ぜひ本記事をどうぞ!
なお、食洗機購入の背景については、前回でも紹介したとおり、
- アラサーで共働きカップルで同棲中。
- 家事に時間を割きたくない!自分の時間を増やしたい!
- (残業とかで)平等に家事ができなくてイライラする。
といった感じです。
それでは見て行きましょう!
1、導入までのトータルコスト
実際に使えるようになるまでにかかる費用は以下のようになります。
item | 必須 | コスト |
---|---|---|
食洗機本体 | ○ | 30,000円~ |
分岐水栓 | ○ | 10,000円~ |
専用ステンレス置き台 | ×(スペースがあれば不要) | 4,000円 |
高さ調節脚 | ×(〃) | 4,600円 |
工事(分岐水栓の取り付け) | ×(自分で設置すればタダ) | 5,000円程 |
Total:およそ54,000円+税~ |
ということで、どんなにがんばっても4万円以上はかかります。
これを安いか高いかと思うかはあなた次第!になってきますが、
それ以上に高くつくのは設置の労力(コスト)です。
前回でも「設置が最難関の問題」とは言いましたが、設置の難しさと、もはや本体代以上にもなりそうな設置費用が食洗機のデメリットでしょうし、シェアが伸びない理由でもあるでしょう。
本体以外にもおカネがかかるしのに、設置も大変なの!?そういうの困るんだけど!!となると、マネーな考察的に、トータルコストはデメリットです。
とまぁここまで、さんざん言ってきましたが、設置は確かに大変だけど一度置いてしまえばこっちのもん!というのが個人的な感想です。
キッチンに周りにスペースが無い!となれば、メタルラックなどを利用するとか、工事費用を節約したい!となれば、youtubeの取り付け方動画を参考にするとか、いくらでも知恵を絞れます。
分岐水栓だのなんだのとか買いたくないんだけど!?という方には、工事不要と謳われている、「Jaime」がオススメです。
タンク式のため工事不要とのことですが、何度も水を入れる手間のことを考えて選びませんでした。
2、ランニングコスト
次は食洗機を動かすのに必要なコストです。
*水道代
手洗いと比べて水道代は安く済みます。少人数世帯向けの「プチ食洗」では、手洗いの1/4の水量で洗えるとのことでした。(食洗機自体大きくなればその分節水効果も高まります。)
*電気代
節水になる一方で、電気代は割りとかかります。主に湯沸しと乾燥に使用され、1度におよそ20円かかるとされています。
手洗い時にはかからないコストのため高く見えると思います。
ですが、手洗いの給湯にかかるガス代+水道代と、食洗機での水道代+電気代を比較すると、食洗機に軍配があがります。なお、給湯器で暖めたお湯を使用する、乾燥機能を使用しない、などすることでコストカットが可能です。
*食洗機用洗剤
専用洗剤が必要になります。台所用洗剤が使えない点に注意です。(※故障します。)
いくつか種類はありますが、一番リーズナブルな粉末タイプだと、
200回分入って452円+税(1回あたり2.3円)になります。
1日2回分使って3ヶ月持つ計算です。
割高に見えますが、台所用洗剤も大体1ヶ月で250ml1本を使い切ることを考えると、食洗機用洗剤がはるかに高いということはありません。
とまぁここまでつらつら書いてきましたが、より詳細な情報は食洗機筆頭メーカーのパナソニックがまとめてくれています。
年間およそ5000円のランニングコストカットになるとのことですが、
メーカー主催発表なので、多少の水増し報告がされてはいるとは思います。
が、手洗いよりも節約になることは間違いないです。
こちらはマネーの観点からしてプラスになると思います。
3、時間的コスト
どれ程度の時短になるのか?です。
結論から言いますと、手洗いの半分以下の時短になります。
実際食洗機の洗浄時間は約1時間かかりますが、洗ってくれているときには人の手がかからないため、この時間は考慮していません。ですので、食洗機で食器洗いする場合は手がかかる時間(食器を食洗機にセットする時間)だけを考慮しました。
え、それでも半分以下ぐらいなの…?とか思うかもしれないですが、食洗機が威力を発揮するのは、タッパーや弁当箱など油汚れが落ちにくい食器を洗うときです。
いわゆるプラスチック食器は2度洗いが基本なため、かなり時間を食います。先ほどのインスタのリンク上では10分を切っていますが、このほかにもタッパー系の食器があれば10分は切れなかったでしょう。
食洗機では高温のお湯でしっかり洗ってくれるため、2度洗いの手間もありません!
お昼は弁当派のわたしにとっては強い味方となってくれています。
しかもわたしと彼の場合、IT業界に身を置いているため(?)、定時で上がれることがほとんどなく、帰ってきたら22時とか日をまたいでるとかもよくあります。(あれ、ブラック…?)
そんな私たちにとっては、10分が5分以下になってくれるのは非常にありがたいわけです。
(だって本当に時間が無い…)
というわけで時短効果は絶大です。こちらもマネーの観点からしてプラスとなります。
4、身体的・精神的コスト
食器洗いによる、心と体への負担をどれほどカットできるかです。
茶碗洗い大好き!なんて方はこの記事を読んでいないと思いますがw、できるかぎり労力を割きたくない作業だと思います。
個人差はあれど、食器洗いは腰痛や手荒れ(わたしも手荒れに苦しんでおります…)などの原因になります。(身体的負荷)また、茶碗洗い自体が非常におっくうな作業でもあります。これから増えることが予想される共働き世帯では、
残業で帰ってきてどっちも疲れている→どっちが家事をやるかで揉める
なんてことも起きるでしょう。正直疲れて帰ってきたときの茶碗洗いほどむなしい作業はないと思います。洗濯みたいに何日もためておくこともできないので、毎日やらざるをえません。
やりたくなくてもやらなきゃいけない…となると精神的ダメージはかなりデカいです。
ですが、食洗機だと、食器をセットするほんの2、3分で作業は済み、手荒れや家事の分担に悩む必要はなくなります。身体的・肉体的コストについても、プラスに働くでしょう。
5、まとめ:食洗機はマネーな考察的にプラス
ということで、以上4点について考察しました。
トータルすると、食洗機はメリットだらけの家電です。
確かに、今回紹介した「プチ食洗」だと節約効果が薄いため、10年でようやく初期費用の元が取れる計算なので、あまりうまみがありませんね。
ですが、時間という資産に目を向ければ、1日で少なくとも10分以上(1日2回の食器洗と仮定)、
1週間で70分、1ヶ月ではなんと4時間40分の時短になります。
この時間を副業や投資、ブログ執筆などに充てれば、10年を待たずとも元が取れるはずです。
わたしも、食洗機でカットできた時間のほとんどはブログに宛てているような状態です(笑)
それに、面倒な食器洗いでイライラすることもなくなり、精神衛生も改善できた気がしていますw
ってなわけで、食洗機は時間とおカネの両資産に投資できる優れもの!だということで、締めくくりたいと思います。
それでは:D